尾瀬ヶ原から尾瀬沼縦断。
今回は個人のお客様のご依頼でマンツーマンのガイド。
前々から雨予報が出ていたのですが、終日降るわけでは無くて、降る時間と降らない時間が混ざり合う複雑なお天気。
しかも気象予報が更新になるたびに、降る時間帯や量がガラリと変わる悩ましいお天気。
雨が酷い時はキャンセル料も無しで、気軽に「今日はやめときましょうか」と中止にしてしまう私ですが…今日のお客様は遠方から前泊の宿も取って来ているので、多少の雨では中止にせずに決行ということになってます。
雨の中歩き出すことになるかな~と思っていたら…
曇り空で歩けました。
尾瀬に来るために遠方から色々準備していたお客様にとっては大ラッキーですね。
お宿にお迎えに行く途中はザーザー振りで、チェックアウトする頃には雨があがりました。
とは言え、お客様を宿に迎えに行くまではザーザーの土砂降りだったので、峠道の木道はまだびしょ濡れ。
足を滑らせない様に注意が必要です。
ネマガリタケ。
コヨウラクツツジ。
オオカメノキ。
オオバスノキ。
花弁が4枚のヒロハツリバナ。
ギンリョウソウ。
ルイヨウボタン。
咲いてる箇所がそれほど多く無いので、名前が出てこない時が有ります。
ミヤマカラマツ。
ヤシャビシャク。
花期が終わりに近づき、実になる部分が膨らんできてます。
ニリンソウ。
ここまで、鳩待峠からの山道の花。
尾瀬ヶ原に出て、すぐに有る小川。
ミズバショウとリュウキンカ。
ズミ。
今年は不作だったワタスゲ。
池塘と木道が重なり、景観が良い場所。
ナガバノモウセンゴケ。
レンゲツツジ。
花を真上から見ると、蓮華模様に例えられたことが分かります。
池塘に浮かぶ、浮島。
上の大堀川のスギナモ。だいぶ延びてきました。
ホオアカ。
オゼタイゲキ。
今ではゲノム解析の結果ハクサンタイゲキの変種扱いになりましたが、そのことも踏まえて説明したうえで尾瀬タイゲキ、とお客さんに説明してます。
ミツガシワ。
クルマバソウ。
下田代。福島県内に入りました。
「県境超えたら途端に木道がぼろくなります」とお客さんに事前に説明しておいたので、大ウケでした。
チングルマ。
ヒメシャクナゲ。
今夜泊る見晴が見えてきました。
お世話になる弥四郎小屋。
早めに到着出来たし、近くを散歩でも…と思ったら、部屋に入った途端にザーザーの雨降り。
何だか、丁度良いところばかり良いタイミングで歩けた気がします。
昼寝して起きたら、小降りになったので少し外にでて撮影。
夕靄が綺麗です。
弥四郎小屋の夕食。美味しいです。
夜間にはまた音を立てる程の雨降り。
明日の朝、私達が出立する頃にはまた止む予報。
今回、都合が良すぎて驚きです。
2023年6月12日。