一ノ倉沢ハイキング道の清掃登山。
尾瀬では有りませんが、みなかみ山岳ガイド協会とエコツーリズム協会の会員で、地元ハイキングコースの清掃登山。
ゴミは殆ど落ちていないのですが、それでも長いコースを回っているとそれなりに集まります。
ゴミ以上に厄介なのが、雪の重さで道の上へと落ちてきた倒木。
これが登山道を塞いで歩き難くします。
狭い道では、この倒木が道を塞ぎ通れなくなったりします。
これを撤去するのも、ハイキングルート開通前に大事な作業。
芝倉沢を過ぎて、虹芝寮まで来て折り返し。
作業の為に沢を渡るのも一苦労。
橋が埋まった沢、冬の間撤去して橋がまだ掛けられていない沢、そもそも橋が壊れてしまって掛けられない沢…。
ガイドでもぴょんぴょんと渡れる人とそうでない人が居います。
リンドウ上の水溜り。
ここが大事な場所です。
クロサンショウウオの卵塊。
他にも、モリアオガエルやヤマアカガエル等が多数集まって産卵します。
山肌から湧き出た水が、一番低くなっているここに集まって、産卵場所の水溜りを作るのです。
ここに水溜りが出来るのを嫌って、道の途中の縁をスコップで掘って水を流す人も居ますが・・・私はそれを毎年塞ぎ直しています。
沢山の水生生物が生きていく場所。
沢山の植物や生き物が育まれる良い森です。
2023年5月