三条の滝へ。
今日は山小屋泊のガイド。
鳩待峠から入山し、尾瀬ヶ原を通ってのルートです。
尾瀬ヶ原。雨がしとしと降ってます。
今年はキンコウカの花数がかなり多く、湿原の低い位置が黄色に染まってます。
食虫植物のナガバノモウセンゴケも、綺麗な白い花を咲かせてます。
逆さ燧の池塘。
丁度、ここのタイミングで山頂がギリギリ見えて良かったです。
セキレイの雛。
木道の前を暫くの間ずっと一緒に歩いてました。
人が近づいても、一瞬横に飛んでいきそうになって、またすぐ木道に戻ります。
10m以上離れた前方に成長が居たので、巣立ち訓練で遠くから見守ってるのでしょうか。
見晴に到着。
桧枝岐小屋の屋根の上にカッコウが居ました。
見晴で山小屋に泊まるガイドの方が圧倒的に多いのですが…ここから左折して赤田代へ。
今日の宿は、温泉小屋。
ここに宿泊用の重い荷物を置いて…
片道が小一時間ほど行くと…
有名ですが、なかなか訪れたことが無い人も多い、三条の滝です。
山小屋に泊まってこそ満喫できる尾瀬ですね。
私は学生の時、日帰りで三条の滝まで行って帰ったりしましたが…(しかも朝早くに出発したわけでもなく)今ではとてもそんな真似をやろうとは思えません(苦笑)。
尾瀬の内側(尾瀬沼、尾瀬ヶ原に面した盆地内部)からの水が全て一か所に集まるのが、この三条の滝。落差が100mの圧巻の流量です。
春の雪解け後が流量も多く迫力が有りますが、夏に水量が減って三条(水の流れが三つに分かれる)になった時も、それはそれでまた違った趣があります。
今回は夏でしたが、雨が続いた後の為に、圧巻の水量でした。
是非、山小屋に泊まって来てみてください。
ただし、途中には崖のような箇所に急階段が設置してある箇所も有ります。
時間と体力に余裕を持って、安全に歩けるプランで来ましょう。
尾瀬ガイドのワンポイント。