尾瀬ヶ原。
雨の尾瀬。
山道ではギンリョウソウの花が雨露に光っています。
ブナの幹に張り付いている地衣類を食べるキセルガイモドキ。
雨の多い尾瀬にはうってつけの生態系です。
アズマシャクナゲ。
雨の水滴がレンズに付いて、今日はあまり写真が撮れませんでした。
ミズバショウの実。
何かに齧られれたあとかな?
とも思いますし、周囲のミズバショウが踏み倒された跡があるので、クマが歩きながら爪で引っかけたのか、どっちでしょうね。
雨が降ってるのでカタツムリも活動中。
オゼマイマイ?かな。
さすがにカタツムリはそこまで区別できません。
尾瀬ヶ原の湿原。
ドジョウがグロッキーになってました。
こっちにも、ドジョウが1匹倒れてます。
家に帰って写真を見てから気が付いたのですが、右上にも何か倒れてますね。
こっちはアブラハヤかな?
写真の画質が悪いので良く見えません。
ドジョウは死んでるのかな~?と思ってみてると、バタバタと動き出すことがあるのですが、これは流石に死んでるっぽいですね。
ガイドをやっている人でも知らない人が結構いますが、このドジョウ達は雪解け水や雨で出来たぬかるみの中で暮らしてるのですが…夏が来てぬかるみが干上がってくると、こうして干されてしまったりしてます。
数匹が束になって、水がなくなった尾瀬ヶ原でバタバタと動き回ったりしています。
何をしてるのかな~?と思って調べてみたら、恐らく腸呼吸の為にやってるみたいですね。
専門家に聞いたわけではなくて、ドジョウの生態を調べた上で「そういうことだろうな」と私が考えただけなので、間違っていたらご容赦を。
雨がやっと上がった尾瀬ヶ原。
ラン科ツレサギソウ属の仲間の花。
この花は「〇〇ソウです」とうっかり言わないようにしています。
尾瀬の花図鑑に載っている以上のかなりの数の仲間が咲いていて、しかも個体差が激しいのか図鑑の見分け方通りになっていないものが多いのです。
怖くて特定できません。
この花の仲間、載っている図鑑によっても見分け方が違ったりしてるんですよね…
2016年6月28日。