6月後半の尾瀬(2012)。
今年の6月は雨がほとんど降りませんでした。
水不足、沢の干上がりなどが目立ってきました。
6月21日。

鳩待山荘の外壁に作られたキセキレイの巣。
親鳥が卵を温めてます。

レンゲツツジも咲き始めました。

コツマトリソウ(サクラソウ科ツマトリソウ属。
まだぽつぽつ咲き始め程度。

シウリザクラの葉裏にオゼマイマイ。

ユキザサ(ユリ科ユキザサ属。

ノビネチドリ(ラン科テガタチドリ属)。
6月22日。

サンショウウオ。
細長いからハコネサンショウウオかな?

山ノ鼻にて、ビジターセンター前のダケカンバ。
強風で折れたそうです。

ハクサンチドリ(ラン科ハクサンチドリ属)。

至仏山にもくもくと掛かる雲。
暑い日が続きます。
6/26

シウリザクラ。

アマドコロ。
尾瀬の植物手帳にはユリ科と出てます(分類法:新エングラー体系)。
最近、wikiを見てみたら「クサギカズラ目クサギカズラ科スズラン亜科アマドコロ属」となってました。
ゲノム解析を取り入れたAPG分類法です。
新エングラー体系は新とは付いてますが古いので、どんどん新しい分類法に切り替わってますね。
ただ、新しいから全てそっちが正しいとか、そっちに切り替えないといけないというわけではありません。
あくまでも、そういう分類法もある、という認識です。
ガイド達は、古くから馴染んでいる新エングラー体系を多く使います。
だいたい、カエデ科なんてAPG分類法だと無くなっちゃって、ムクロジ科ですよ。
なんか抵抗ありますよね。

ズミ(バラ科リンゴ属)。
今年は良く咲いてました。
6月15日。

カキツバタ(アヤメ科アヤメ属。

ナガバノモウセンゴケ。

レンゲツツジもだいぶ咲きそろってきました。

オゼコウホネのツボミの上にイトトンボ。
オゼイトのほうか、ルリ糸の方でしょうか。

オゼタイゲキ、もしくはオゼヌマタイゲキ(本によって表記が違う)。
これもゲノム解析か何かで、「尾瀬」と名の付く植物から外されるとか何とか。

ガクウラジロヨウラク。

コツマトリソウも、かなり咲いてきました。
6/27.

6月も後半になると、ユキザサが凄い綺麗ですね。

オオバミゾホオズキ(ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属)。

ギョウジャにんにく。

オゼコウホネのつぼみも開き始めました。
6/28

ワタスゲの果穂。
奥にはズミとレンゲツツジ。
6/29

ツチガエル。
これは5日間以上、同じ場所にずっと居ました。
死んでるわけではなく、生きてます。
病気か何かで、行動がおかしくなってるんでしょうか。

こちらはモリアオガエル。
こんな目立つところは嫌いなはずですが、逃げもせずにここにずっと張り付いてました。
入れ替わり立ち代り、人が見に来てもここから動かず。
レウコクロリディウムに寄生されたオカモノアラガイの話をなんとなく思い出しました。