10月後半の尾瀬(2011)。
10月も後半になれば例年初雪が降る頃です。
冬に向けて急速に動いていく尾瀬。
でおその足早な季節の移り変わりに追いつき損ねて、まだ秋のままの部分も混在したりします。
10月17日。
10月後半。
山々も紅葉を追え、枯葉の色に。
でも、こんな葉が落ちた森だから見つけやすくなるものもあります。
ヤシャビシャク(ユキノシタ科スグリ属。
ブナなどの大きな老木に着床して成長する低木。
場所が場所だけに普段は目に付きづらいのですが、森が葉を落として明るくなると見つけやすくなります。
なめこ?でしょうか。
キノコは自信ありません。
枯れ葉色になった葉も綺麗ですが、ところどころ紅葉を残した樹木も。
ミネカエデ。
中にはこんなに赤いままの木も。
日あたり、地形、標高、また木の樹勢の個体差によって、まだこんなに綺麗なままのもあるんですね。
全ての木が足並みをそろえて紅葉して終わるわけでは有りません。
最初に南東から見た時は分かりませんでしたが、尾瀬ヶ原に入り北東面を見たら綺麗な冠雪。
トリガタハンショウヅルの綿毛。
ヒロハツリバナの実。
クリーム色の黄葉も綺麗ですね。
イワナ。
そろそろ産卵期に入る頃でしょうか。
山ノ鼻にておでんのセルフ販売所。
おいしかったです。
尾瀬ヶ原では草紅葉はとうに終わって枯れ草のちょっとしんみりした時期。
秋の落ち着いた尾瀬もいいですね。