鳩待峠から牛首へ 2023年5月16日。
ゴールデンウィークの尾瀬は雪山扱いになりますので、グリーンシーズンのトレッキングとしての尾瀬は今年これが初になります。
みなかみ町に連泊のお客様を尾瀬ヶ原にご案内。
例年なら、鳩待峠も尾瀬ヶ原も残雪が多く残る時期です。
普通なら、お客さんに軽アイゼンを履かせて歩きます。
でも今年は異常な雪解けの速さで、いまがミズバショウのピーク。
お客さんいわく「狙ったわけじゃなくて、この頃が見頃なのかと思ってきました」ということでした。
イワナシの花。
ミズバショウ。今年は記録的に早く咲きました。
テンマ沢湿原とミズバショウ。
ミクニサイシンの花。
ヤシャビシャクのツボミ。
ミヤマスミレ。
キクザキイチゲ。
数輪咲いてましたが、全部霜で少し焼けてました。
原の川上川で至仏山を背景に撮影。
尾瀬ヶ原に入って、リュウキンカ。
雪解けの早かった今年、殆どもう咲き終わってるかと思ったショウジョウバカマ。
一輪、綺麗なの見つけました。
池塘が木道近辺に集まる場所で、燧ケ岳をバックに撮影。
池塘に浮かぶ浮島。本当に浮いてるのは数えるほどしか無いのですが、その中でもかなり形が綺麗な浮島。
風向きに寄っては奥の方に移動してしまって見つからないのですが、今日は北西の風で木道側に寄ってました。
「あれ、本当に浮いてる浮島なので、よく見ておいてください。」
この丸く綺麗なやつです。
折り返してきてから確認すると…見事に場所を移動してました。
牛首にて休憩。
昨日は草津に行ったというお客さんから、草津の温泉饅頭をいただきました。
池塘に写る逆さ至仏。
上空に、トンビじゃない猛禽類が飛んでいるのですが…デジカメなのでこれがせいいっぱいでした。
イヌワシだと良いのですが。
お客さんが、綺麗綺麗と絶賛してた小川の中を進む木道。
ちょうど歩荷さんが通ったので、撮影してみました。
今日一番ミズバショウが綺麗な研究見本園。
ミズバショウ綺麗ですね。
シウリザクラの葉。
展開し始めの時は真っ赤です。
スミレサイシン。
往路でチェックした時は花が殆ど開いてなかったのですが、帰りに見たら沢山開いてました。
オオバキスミレ。
ゴールしたご褒美に花豆ソフト。
山小屋にお金が落ちないと、続けられなくなるし、無くなったら困るのは私達登山者ですからね。
お客さんも積極的に買い物や飲食をしていただいてます。
今日の昼食は至仏山荘でした。
レインフォレストアライアンス認定のコーヒー。
5月中旬の尾瀬と言えば、通常は雪の中。でも今年は異常気象と言えるレベルで雪が早く無くなり、有り得ない速さでミズバショウが咲きました。
例年通りに6月に来たお客様はミズバショウが無くてがっかりしてしまうかも…?と言う意見も有りますが、ミズバショウの時期が終われば更に沢山の種類の花が先始めます。
尾瀬はミズバショウだけではありません。是非、その時に咲いている花を楽しんでください。
松田ガイドからの一言。
2023年5月16日。
鳩待峠-尾瀬ヶ原(牛首)