竜宮からヨッピ橋。
個人のお客様のガイドで尾瀬ヶ原に行ってきました。
リピーターさんが、ご両親の尾瀬行きのガイドということで予約してくれたお客様です。
歩くのには自信が無いというお二人でしたが、この日の前後とも宿を取って時間を沢山取ることが出きた為、ゆっくり歩いて奥まで行くことができました。
写真はよく尾瀬のポスターなどに使われている下ノ大堀川のビューポイント。
鳩待峠からの降りる道は雪がだいたい溶けていたので、危ない箇所はありませんでした。
今年はここ数十年で3番目くらいに雪が少なかったと地元のおじいさんが言ってました。
通常なら、登山道に雪がつもっていて、歩くのが大変なことも多いです。
オオバキスミレ。
エンレイソウ。
イワナシ。
コミヤマカタバミ。
ちゃんと咲いている株もあったのですが、写真撮り損ねました。
スミレサイシン。
ミネザクラ。
ニリンソウ。
雪解けが早かっただけあって、ほとんどの株は花が終わってました。
ミヤマスミレ。
大木の根やコブの上に咲いているものも多いので、下から写真を撮ることが出来ます。
キクザキイチゲ。
早春の花の代表格です。
尾瀬ヶ原。
雪不足の年はミズバショウが残念なことが多いのですが…「こんなに一面!?」と驚くくらい咲いてました。
ただ前倒しで早く咲いたため、例年通りのミズバショウのピーク時(6月の第一~第二の週末辺り)に来てしまうと、ピークが終わってます。
燧ケ岳。
ショウジョウバカマ。
下ノ大堀川の写真ポイント。
ヨッピ吊り橋。
タテヤマリンドウ。
ヒメシャクナゲの蕾。
花が咲くのはもうちょっと後ですね。
木道の影に咲くヒメイチゲ。
ミズゴケの中からも咲くことが出来るみたいですね。
モリアオガエルの卵。
今年は記録的な少ない雪の年だった為、峠道も普通に歩くことができました。
ただ、通常なら雪の上を足を滑らせながら歩かないといけないことの方が多いです。
そういう年には靴底が硬い登山靴の方が安定して雪上を歩くことが出来ます。
登山道の多くの部分が雪に覆われているような大雪の年には、チェーンアイゼンや軽アイゼンなどを使ったほうが安全です。
松田ガイドからの一言。
2021年5月28日。