尾瀬ガイド協会研修会。
2020年10月31日。鳩待峠が閉鎖される最終日は、木道に雪が積もって滑り、歩くのも危ない状態でした。
尾瀬の山小屋やビジターセンターも冬季閉鎖に入り、オフシーズンです。
そんなオフシーズン、尾瀬ガイド協会群馬県支部の秋の研修会に行ってきました。
午前の講義。
『尾瀬における熊・鹿について考える 講師 野生動物保護管
理事務所 』
尾瀬の鹿の害や熊など動物の生態についての講義でした。
午後
『変わりつつある尾瀬の植物』
講師 群馬自然史博物館 大森 威史氏。
過去に図鑑に載っていたり、尾瀬の植物として登録されていたものも、研究と共にどんどん変わっていっています。
こうやって定期的に勉強しないと、現実とずれていってしまいます。
ガイドの仕事が減るこの時期は、研修会などでスキルアップをしていく時期です。
もうすぐ雪が降り積もると、その間はスノーシューのガイドをしています。
真冬の間は、尾瀬に入るのはかなり難易度が高いので、周辺の低山でのスノーシューツアーになります。
冬の間は、スノーシューツアーのサイトで更新していますので、良かったらそちらを見てください。
残雪期(4月後半)から、尾瀬の駐車場が開きバスが入れるようになったら、尾瀬でのスノーシューも開催しています。
これは至仏山ツアーの画像です。
雪が締まっている時期なので、スノーシューではなくてアイゼンを使用しています。
冬の間は山小屋もトイレも閉鎖され、道路も雪で埋まります。
入山禁止というわけでは無いので、雪山登山装備で入っていく人も居ますが、かなり難易度が高いです。
4月の20日過ぎの金曜日辺りから、鳩待峠へのゲートが開かれてバスも入れるようになります。
その時に、また尾瀬でお会いしましょう!
松田ガイドからの一言。