日帰りでは行けない尾瀬
日帰りでも楽しい尾瀬ですが、山小屋に泊まれば更に楽しむことが出来ます。
帰りのシャトルバスの最終時間をそこまで気にしなくても良い…
ゆっくり歩いても尾瀬の奥深いところまで行ける…
日帰りでは大変だった、至仏山や燧ケ岳にも登れます。
それに、私は足早に通り過ぎるよりも何か面白そうなものを見つけてはお客さんに説明するタイプのガイドです。
日帰りよりも、泊りの案内の方が活躍できます。
夕焼けや朝焼けの山、夜霧や朝霧の中に浮かぶ尾瀬ヶ原は泊まった人ならではの景色ですし、夕暮や早朝はオコジョなどの遭遇率も高いです。
また、尾瀬は水が豊富なのでお風呂にも入れるし、トイレは水洗です。
食事も美味しいです、水が豊富なので調理にもことかかないです。
歩荷さんが新鮮な食材を随時運んできてくれるというのも、料理が美味しい理由の一つです。
尾瀬で山小屋体験をしてしまうと、他の山域の普通の山小屋には泊まれなくなってしまうかも?
そんな素敵な体験をしてみませんか?
尾瀬ヶ原を楽しむ。
鳩待峠からの往復。
山小屋泊プランの中でも、比較的に楽に歩くことができるのが、尾瀬ヶ原です。
山道は、鳩待峠と山ノ鼻の間のみで、後は平らな尾瀬ヶ原を歩きます。
貸し切りのガイドになりますので、出発時間と終了時間はお客様のアクセスに合わせて相談いたします。
初日のスタート時間が遅ければ、山ノ鼻で泊まったり、時間が有れば竜宮や見晴、東電小屋に泊まったりなど色々と選ぶことができます。
時間と体力に余裕があれば、三条の滝も見に行くことができます。
尾瀬沼を楽しむ。
大清水(群馬県側)や沼山峠(福島側)など。
日帰りも可能ですが、特に群馬県側からは十二曲がりという長くきつい峠道が大変です。
尾瀬沼を少し眺めて帰るだけになったりしてしまいます。
尾瀬沼のほとりには山小屋がいくつもあります。
山小屋に泊まり尾瀬沼を一周したり、大江湿原や小淵沢田代など近くのポイントを回ったりなどしてみましょう。
朝や夕方の景色も素晴らしいです。
尾瀬ヶ原と尾瀬沼を楽しむ。
少し頑張れば、尾瀬沼と尾瀬ヶ原を縦走することも出来ます。
一泊二日で縦走することも出来ます。
でも、体力に自信が無い…もしくはゆっくりと尾瀬を楽しみ尽くしたい、という人には二泊三日をお勧めしています。
足早に通り過ぎないといけない一泊プランに比べて、二泊ならばゆっくりと歩き休憩も沢山取り、色々なものを眺めたり立ち寄ったり出来ます。
時間が余って、ベンチや山小屋の喫茶で足を伸ばして休むのは格別です。
尾瀬沼から尾瀬ヶ原へ抜けるのも、尾瀬ヶ原から尾瀬沼へ抜けるのも、お客様と相談してプランニングします。
至仏山に登る
ルートその1:鳩待峠から尾瀬ヶ原散策プラス至仏山。
日帰りも出来る至仏山ですが、山小屋に泊まれば余裕を持って楽しく登ることが出来ます。
最も楽しいパターンは、初日に尾瀬ヶ原を散策して山ノ鼻の山小屋に泊まり、ゆっくり休んで翌朝に至仏山への登頂です。
日帰り登山が心配なかたにお勧めですし、尾瀬ヶ原の平らな湿原と岩と花の山の至仏が両方楽しめてお得です。
ルートその2:尾瀬ヶ原縦走から。
縦走のパターンは様々です。
大清水や沼山峠から入山し、見晴・竜宮・東電小屋のどこかに泊まり、翌朝は尾瀬ヶ原を楽しんでから至仏山へ登り鳩待峠に下山が定番のパターンです。
ちょっぴり上級者、マニア向けには初日に鳩待峠からアヤメ平を歩き、尾瀬ヶ原の竜宮か見晴に降りて宿泊し、翌朝に至仏山を目指すルートもあります。
燧ケ岳に登る
福島側からは日帰りもし易い燧ケ岳ですが、群馬県側の大清水からだと日帰りは難しいです。
トレランをやっているような足の速い人が軽い荷物で急ぎ足で歩けば日帰りも可能ですが、私はそういう尾瀬ガイドはしていません。
大清水から入山したら、尾瀬沼の三平下、もしくは東岸の山小屋に泊まって翌朝に燧ケ岳に登ります。
このプランの場合、一日目はお昼頃の出発でも大丈夫なことです。
ルートは長英新道の往復が一番簡単です。
それでも二日目は歩きとおしでも大清水まで9時間以上かかりますので、早朝の出発になります。
アヤメ平
入山口:鳩待峠。
アヤメ平は現在は最寄りの山小屋の富士見小屋が廃業してしまった為、アヤメ平そのもので宿泊することは出来ませんが、アヤメ平を楽しんだ後に他エリアに移動して、翌日はそのエリアを楽しむことが出来ます。
・長沢新道を降りて竜宮小屋に泊まり、翌日は尾瀬ヶ原を楽しむ。
・八木沢新道を降りて見晴地区に泊まり、翌日は尾瀬ヶ原を縦断して鳩待峠で下山、もしくはそこから燧ケ岳に登って大清水に下山(上級者向け)も出来ます。燧ケ岳の後に山小屋にもう一泊すれば、そこまで自信がない人でも可能です。
ガイド料:1日辺り。
尾瀬ヶ原 25000円
尾瀬沼 25000円
至仏山 28000円
アヤメ平 26000円
*別途、ガイドの山小屋宿泊費用がかかります。
尾瀬を歩くのに必要な持ち物は季節や天候、歩くルートや距離によって、変わってきます。
お客様の予定や都合に合わせたガイドプランを立てますので、持ち物・装備などはご相談ください。
また、一般的なリストで良ければ尾瀬保護財団などが装備品の例を出してくれています。
宿泊なので、着替えや防寒着も忘れずに!
尾瀬の夜は冷えることが多いので、夏でもお天気の具合によっては寒さを感じます。
お申し込み、お問い合わせ
090-4059-6560
ハッピーアウトドア尾瀬ツアー
主催団体: ハッピーアウトドア
http://www.happy-snow.com/
群馬県みなかみ町新巻136-2 TEL090-4059-6560